【戸隠ツーリング】ツーリングのシメは長野最恐峠で乾杯☆【最終回】
前回ようやく戸隠神社へ到着し、奥社で交通安全祈願を果たしたむともと一向
ツーリングもいよいよ最終章
バイク屋さんへ修理に向かいます
いざ修理に行かん!レッドバロン目指して決死のツーリング
戸隠参拝を終え、最寄りのレッドバロンに電話をかけると「純正のパーツはないけど応急処置くらいはできるかもしれません」と言って頂けたので早速お邪魔することに
戸隠神社からレッドバロンまでは約40分
びょんびょんするフニャフニャステップはとても心許ないけど、戸隠神社のご利益を信じて行かねばなるまい…!
走り出してみると、おっ!なんとかいける感じ…?
ふにゃふにゃしてるから体重は支えられないけど、ステップの付け根にかかとを乗せればなんとかシフトチェンジはできる
途中大きな湖のそばを通ったりして、周りの景色を楽しむ余裕も出てきたよ
これは勝てる!!!
そう確信して走り続けると、なにやら開放的なトンネルのようなところに差し掛かる
このトンネルが地獄への入り口だったとは、この時はまだ知る由もなかったのであるー
長野県最恐峠、「七曲り」現る!
トンネル入り口には「七曲り」の文字が
ん?七曲り?どっかで見たような気が…
「七曲りだけは危ないから通っちゃいかんよーーー」
あっ!!五平餅屋のおじさんが言ってたやつや!!!
(※その1参照)
気づかなかったけど、カーナビを最短ルートにしていたからこうなっちゃったみたい…
ツーリングの際はいくら焦っててもルートは確認しなきゃダメ、ゼッタイ。
と、気づいた頃には時すでに遅し
日曜日ということもあって車通りも結構あって、もう後戻りはできません
ここで、我々が通ることになった「七曲り」をご紹介しよう
まずはこちらをご覧いただきたい…
8連続のヘアピンカーブ
16%の急勾配
大型車通行禁止の細い道幅
すこしでも中央線を超えれば…すなわち死
しかもどうやら道の真ん中に「呪いの一本松」とかいう長野を代表する心霊スポットもあるらしい
もう、役満だよ!!!
体感的にはほぼ垂直!
時速10キロだけど、そらもう頭ン中は頭文字Dよ
ステップに体重をかけられない分、腕を突っ張りタンクを足でガチ挟み
超絶ゆっくりスピードでヘアピンカーブを一つ超え、二つ超え…
センターラインを越えないようにそーっとそーっと…
そして最後の8つ目カーブを…なんとか無事通過!!!
やったー!やってやったよー\\\\٩( 'ω' )و ////
いや、ここ本当に死ぬかと思った(真顔)
先行していたNinja乗りくんも、私のステップがどんどん垂れ下がって行くのを見てさぞ肝を冷やしたことでしょう…
戸隠から長野市街地へ向かう方、絶対避けた方がいいですよ
たとえあなたのバイクが負傷してなくても!
ああ愛しの赤男爵さま…ありがたみが深い
なんとか生還して、レッドバロンに到着
ぽん太を無事に整備士さんに引き渡すことができた…ほっ
今回は純正パーツが無いため完璧な修理ではなく、とりあえず応急処置をして頂けるらしい
しかし、いったい修理費はどのくらいなんだろう?
なにぶん初めての修理なもんで見当がつかない
まぁ1万もあれば大丈夫でしょ!
修理を待っている間、バイクを見ながら店員さんと会話
七曲りを通ってきたことを伝えると、
店員さん「えっ、あそこ通っちゃったんですか!?(ドン引き)」
店員さん曰く、長野県民はよっぽどのことが無い限り通らない道らしい
でーすーよーねー
修理は20分ほどで完了。早い!
おー!なんかスタイリッシュな手榴弾みたいなステップ付いてていい感じ
ありがとうございます!!こんな早急に対処していただいて感謝感謝…(涙)
おいくらです?いくらでも払いますよ!
工場長「今回は応急処置なので無料で結構ですよ」
え?無料?
私「え、でもこのステップ代とかは…?」
工場長「ああ、それそこらへんに転がってたやつなんでいいです(笑)」
バ、バロン様ぁぁぁあああ〜〜〜!!
一生ついていきます、男爵様!!
ありがとうレッドバロン!
悪い噂も聞くことあるけど、いつだってあたしゃあなたの味方だよ!
男爵様に別れを告げて、一行はようやく帰路についたのであったー
初ツーリング、これにて完ッ!!!
(おまけ)
安心したらお腹減ったので、帰りに「華龍飯店」さんで晩御飯
修理費も浮いたしじゃんじゃん頼むぞと思ってたけど、チャーハンと青椒肉絲でギブアップ…
ボリュームもりもり!がっつり食べたい時はおすすめです
は〜本当、生きててよかった〜
ご覧いただきありがとうございました!
ぽちっと押せばやる気倍増٩( 'ω' )و
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